こんにちは。幸せ終活アドバイザー 札幌の行政書士 岡田七枝です。
みなさん、ゴールデンウイークはどのようにお過ごしですか?
私は、読書三昧です♪
みなさんは、「カサンドラ症候群」という言葉を、聞いたことはありますか?
「発達障害」という言葉をよく耳にする方でも、「発達障害のある方のパートナー」や、「身近な方々」がなる事があると言われているカサンドラ症候群は、あまり聞いたことがないかもしれませんね。
「パートナーが発達障害かも?と思ったときに読む本」
カウンセラーの神田裕子さんが書かれたこの本を読んで、私はいろんな人の顔が頭に浮かびました。
具体例や、すぐに取り掛かれる対応法が紹介されているので
「この方法、あの人にいいんじゃないかな?」
「そっか、だからあのとき怒ったのか」
「これが原因で、あの口癖があるんだな」
こんなふうに、納得することが多々ありました。理解できると、こちらも楽になりますね(^^)
この本の中には、具体的な「行動特性のチェックリスト」もあります。
「え?これも特性なの?!」と、ドキッとするところもありました。発達障害に興味の無い方でも、やってみると新しい発見があるかもしれません。
じつは、人の特性を確認するつもりが、自分に当てはまることが沢山あって気づくケースも珍しくないんです。
発達障害と言われると、はじめはショックを受けるかもしれませんが、自分や周りの人の特性がわかれば、取扱説明書を手に入れるようなものなので、断然生きやすくなるのでじつはラッキーなんです。
するどい切り口や、深い言葉がたくさんありました。印象的だった言葉を、いくつかご紹介します。
🍀忘れっぽさは「長所」にもなる
🍀発達障害の特性は、100人いたら100通りの「特性パターン」や「能力」と「程度」がある
🍀状況に適した方法を「その都度」選ぶ
🍀治らないけれど、悲観する必要もない
🍀特性「ふう」の言動
発達障害や、カサンドラ症候群に悩んでいる方々だけではなく、コミュニケーションに自信が無い方や、生きづらさを抱えている方々も、この本を読むことで心が軽くなるヒントを見つけられるんじゃないかなと思いました。
私たちは子供のころ、学校で凹をなくすことを求められて頭を使っていましたよね?でも、凸に目を向けて努力をし続けてもいいんだとわかっていれば、ずいぶん違ったんじゃないかなと思います。
また、私が支援している団体でも「発達障害と認知症」の関係が、話題になることがあります。
でも結局は、「本人や周りが困っているかどうか」「カテゴリー分けより対応方法」ですよね(^^)
ボリューム満点でした。
せっかくなので、私自身の備忘録もかねて、もう少し記録しておこうと思います♪
🍀学習性無力感(回避不可能なストレス状態に長く放置されると、人は抵抗することさえしなくなる)
🍀環境調整
🍀凍りつき
🍀偉そうな態度や不機嫌をアピールするのは、自尊心が満たされていないから
🍀性格が原因なら、して欲しいことを伝える。特性が原因なら、アプローチを変える。
アハ体験や納得したい方、情報収集で疲れてしまっている方は、お手に取ってみてはいかがでしょうか(^^)
私の事務所では、大人の発達障害のある方々とご家族をサポートしています。お気軽にご連絡ください。