こんにちは。幸せ終活アドバイザー 札幌の行政書士 岡田七枝です。
最近の札幌は、お天気が良くて気持ちいいですね。そのせいか、食欲が凄いです(^^)
「公益財団法人 日本尊厳死協会」に入会すると、会報が送られてきます。
今回の会報には「2022年
ご遺族アンケート結果」が、掲載されていました。様々な想いや経験を伝えてくれているので、一部をご紹介いたします。
🍀長い間、娘の私と一緒に母を見守ってくれた会員証に「ありがとう」を言いました。
🍀もしもの時の決断は突然やってきて、即決を求められます。母の協会への入会が家族の悔いや悲しみを軽減してくれました。
🍀私たちの決断ひとつで、母が苦しい思いをすることになったり、命の期限まで決めてしまうことになりかねないと思うと、怖かったです。母と、最期はどうしたいかを決めてあるものね、と話してはいたのですが、いざそうなってみると、そんな単純に割り切れるものではなく、難しかったです。
🍀行政書士の私が後見人に就任した際に、ご本人の持ち物からカードと「尊厳死の宣言書」が出てきました。がんの告知を受けた時や緩和ケア先、救急搬送先などには必ず提示しましたので、医師にご理解いただけました。身寄りのいない方には医療同意して下さる方がいないので、後見人にとってもご本人にとっても助かりました。
🍀両親との別れを通して感じたのは、もし両親が会員でなかったら、私は最期の決断を迷うことなく行えなかっただろうということです。
🍀判断・決断の一番の指針はリビング・ウイルだったということです。晩年の母は認知症で、自分の意思を伝えることはできなくなっていましたが、はっきり意思表示できるうちに入会していてよかったと思っています。
🍀リビング・ウィルは、患者と家族にとって、自分たちの自由を主張する唯一かつ最後の方法だと実感しました。これがなければ主軸が定まらず、第三者の言いなりの状況に陥るところでした。
ただただ、「家族に苦しんでほしくない」この思いは、みなさん同じだと思うんです。私も、尊厳死の勉強を始めたキッカケは家族です。
それからは、事務所としても「尊厳死」のサポートをしています。
みなさんは、大切な人と「もしものとき」のお話をしていますか?
「どうやって切り出せばいいのかわからない」そんなあなたにこそ、お気軽にご連絡いただきたいと思っています。